英語教育に力を入れている学校

相模女子大学小学部

◆ここがポイント!

相模女子大小学部の英語教育

英語で思いっきり自分を表現できる子どもに

これからの国際社会に通じる人材を育てるためには、英語が話せる力をつけることが重要であることは、誰もが考えることでしょう。  

しかし、相模女子大学小学部の英語は、単に英語力をつけることよりも、小学生ならではの子どもらしいエネルギーを引き出し、「英語を使って思い切り自分を表現できる子ども」を育てることを目標にしています。小学校の英語では、単語が読める、スペルが書けるといった技術的側面よりも、英語を楽しみ、思い切ったアクションや表情で話せることの方が重要だと考えています。人とのつながりを大切にする本学の教育の中で、英語でコミュニケーションする子どもも育てたいと考えます。

 

 

平成29年度より英語の授業が 週2時間に

英語科ではネイティヴ教員を全学年に配置。1年生から6年生まで週2時間の授業が組まれています。また、4年生以上では、2時間のうちの1時間を、学級を分けて、少人数のよる授業も展開しています。さらに、本学の大学生が教育ボランティアとして、授業に参加。子どもたちが英語で話す機会の増加にもつながっています。

 

mpi松香フォニックスのメソッドを基にしたカリキュラム

社会のグローバル化に向け、英語教育と国際理解教育に力を入れています。英語の授業は、1年生から週あたり1時間から2時間、ネイティブ教員やインターンシップの学生を交えて実施し、「英語で自分のことが表現できる子ども」を目標に、カリキュラムや教材、家庭学習など、子どもたちが楽しみながら学べるように工夫しています。また、高学年における英語の授業では、話す機会を多くするために、通常の学級編成ではなく、15人程度の少人数編成に組み直して授業を進めていきます。

スキットとスピーチで英語の豊かな表現力を

1学期には、決められた基本スキット(会話の実例を示すために演じられるもの)の中で、子どもたちは表現力を磨きます。2学期は、自己紹介を中心にしたスピーチにチャレンジします。各学年の「英語スピーチコンテスト」を経て、2学期末は、代表者による全校コンテストが開かれます。大きなジェスチャーで感情をこめてスピーチする子どもたち。写真や物の紹介を交えながらの英語スピーチは、子どもたちの意欲に満ちあふれ、豊かに自分を表現しています。

オーストラリアの小学校と姉妹校提携

ホームステイの相互交流で育む友情

 

日本とは異なる言葉や文化、生活を知ることで、広い視点からものごとを考える力を養います。相模女子大学小学部では、オーストラリアの小学校(Peregian Springs State School)と姉妹校提携を結び、ホームステイの交流を行っています。  

毎年、夏休みに小学部の子どもたちがホームステイにでかけ、9月には、オーストラリアの子どもたちが小学部にホームステイにやってきます。姉妹校提携により、国境を越えた、友情が育まれています。

ブリティッシュヒルズ English Camp(国内留学)

平成29年度より、新たな宿泊型の校外学習として、4年生全員が「パスポートのいらない英国」といわれている福島British HillsへEnglish Campを行うことになりました。異文化を肌で体験し、生きた英語を学びます。また、このことをきっかけにして、オーストラリアへのホームステイにチャレンジしたいという気持ちを育てていきます。


♦基本データ

♦教育目標

・素直で 賢い子

・思いやりのある 優しい子

・粘りのある 強い子

・明るくのびのび 元気な子

 

小学部は「高潔善美」の建学の精神に基づいて、目標を高く、何事にも挑戦する意欲をもち、他者の気持ちを大切にする児童の育成をめざしています。

 

そのために、小学部では、少人数教育によるきめ細かい指導を行うとともに「魅力ある授業」「わかる授業」に取り組み、確かな学力の定着と習得をめざしていきます。また、日々の教育活動の充実を図るとともに、学校行事や校外学習などを通して多様な教育活動を創造し、子どもたち一人ひとりの感動体験を大切にしながら、課題に対して粘り強くチャレンジする自ら学ぶ子どもの育成に取り組んでいきます。

今後も、相模女子大学小学部は、情操豊かで、次代を担う児童の育成を大切にしていきます。

 

 

♦スクールデータ

住所: 〒252-0383  相模原市南区文京2-1-1

 

電話: 042-742-1444

 

アクセス: 

小田急小田原線・江ノ島線 相模大野駅 下車徒歩10分

 

校長先生: 真辺英二 先生      学校HP: こちら

 

創立: 1951年     昼食: 月、金はお弁当給食  火、水、木は家庭のお弁当     
制服: あり      児童数: 420名

 

募集人数:  男女70名 

 


♦特徴と特色

「毎日会いたい友達がいる 毎日受けたい授業がある」

 

☆少人数学級編制と少人数指導
1クラス23~27名の少人数編制です。児童ひとり一人にきめの細かい指導を行っています。さらに4年生以上は、算数や英語の授業を週1回、13名~18名の人数で、ていねいな指導を行い、学習をより確かなものにしています。

 

☆新たな可能性を開く「つなぐ手」の授業
全学年、年間40~44時間「つなぐ手」という名前の授業が行われています。社会が変化しても子どもたちに培っておきたい大切な力 として 

1・コミュニケーションスキルの育成 

2・伝統的な文化活動の体験(落語や日本舞踊、茶道など) 

3・志をもって生きる人との出会い 

4・食育 (お弁当給食週2回) 

の4つを学習の柱としています。教科の枠にとらわれない本校独自の新たな教育活動です。

 

☆学校+放課後クラブというシステム
学校の中に放課後の子どもたちが、学び、活動できる新たなシステムを作りました。教員とは別の専門スタッフが運営するこの「放課後 クラブ」には、PCを使った学習や理科実験教室、テニス教室、屋外遊び、読書など、いろいろな活動が用意され、放課後の学校に新たな活動が始まっています。また、中学受験コースや受験のための個別指導コースもあり、専門のスタッフが受験指導を行っています。夏休みなど長期休暇中も開校し、ひとり一人のニーズに応えるシステムとなっています。

 

☆基礎学力を高めるベルトタイムとクリアー
毎日、20分間、全学年で「ベルトタイム」という基礎学習タイムを設定しています。漢字学習や算数の計算問題など基礎的な学習を集中的に行っています。また、「計算毎日プリントクリアー」が、宿題として毎日出され、基本的な学力を高めています。毎年全校で挑戦する漢字検定は合格率97%を越え、8年連続団体優秀校に輝いています。

 

☆結びつきを強めるたてわり生活班
1年生から6年生までを24のチームに分けて、いろいろな活動を行っています。まず毎日の掃除の時間、6年生がリーダーになり、チーム全員で作業を分担して清掃活動をしています。また、たてわり交流活動として一緒に食事をしたり、昼休みの遊びをしています。6月には「1年生を迎える会」、2月には「6年生を送る会」がたてわり班を中心に行われ、1年間を通じて深い人間関係が築かれています。

 

☆多彩な体験学習や校外学習
学園の自然を生かした栽培活動や山羊の飼育、理科学習、学校外での見学や取材、農業や林業などの体験活動を積極的に行っています。4年生以上は、宿泊を伴う校外学習として三浦体験学校British Hills English Camp(4年生)、臨海学校・スキー学校(5年生)富士山自然体験学校・修学旅行(6年生)などが行われ、大きな成果を上げています。

 

☆英語学習とオーストラリアホームステイ

1年生から6年生まで週2時間英語の授業があります。授業は、すべて英語で行われています。4年生では、「パスポートのいらない英国」といわれている福島British HillsへEnglish Campで行います。オーストラリアの小学校(Peregian Springs State School)と姉妹校提携を結び、ホームステイの交流を行っています。毎年、夏休みに小学部の子どもたちがホームステイにでかけ、9月には、オーストラリアの子どもたちが小学部にホームステイにやってきます。

 

☆研究クラブ・運動クラブ2種類のクラブに所属
研究クラブとして15種類のクラブ(調理クラブ・英語クラブ・写真クラブ・理科クラブなど)運動クラブとして11種類のクラブ(野球・バトミントン・サッ カー・テニス・体操など)があります。4年生以上の子どもたちは、火曜日は研究クラブ、木曜日は運動クラブの時間があり、2つのクラブに所属します。自分 の得意な事や好きな事をより伸ばす時間となっています。  

 


★ミニ情報!

☆平成29年度より、レゴを使ったプログラミングの授業開始
既存の教科の中でも、小学部では、子どもたちの考える力を育てることを大切にしています。さらに、21世紀に生きる子どもたちにとって、コンピュータプログラミングの初歩的な活動を通して、順序立てて物事を考える体験をすることも必要だと考えました。  

子どもたちは、自分たちのプログラムでロボットが動き出し、その動きを作り上げる過程でたくさんのトライ&エラーを繰り返すことでしょう。  

このような試行錯誤する経験は、他の教科の学習においても、自分の論理思考を振り返る習慣となると考えています。

 


☆豊かな自然と広い広い遊びのスペース
相模女子大学は幼稚園から大学院まで同一敷地内にあり、広さは東京ドーム5個分。休み時間には、サッカーや野球、ドッジボールなど広い敷地を生かして思う存分体を動かしています。

 

☆山羊の飼育  
平成3年から、低学年の総合学習の一環としてヤギを飼育しています。現在、飼われているのは、6代目の「バニラ」。学園全体のマスコット的な存在で大人気です。

 

 

☆遠泳  
1962年から始まった伊豆臨海学校では、遠泳が伝統的に行われています。上級チームは、40分間、隊列を組んで泳ぎます。

 

 

☆総合学園としての学内連携  
大学子ども教育学科や英語コミュニケーション学科学生による授業補助、管理栄養学科による食育の授業など大学と連携した教育活動が展開されています。


◆人気行事

☆納涼祭
毎年7月に、小学部の校庭で納涼祭が行われます。教員による出店に始まり、PTAの方達主催の御神輿、樽太鼓クラブと踊りの師範代による全員参加の盆踊りなど、イベントが盛りだくさん!!
予約不要の公開行事です。


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◆遠足紹介

◇5月初旬 春の遠足
1年生 子どもの国
2年生 高尾山
3年生 弘法山
4年生 陣馬山
5・6年生 大山

 

◇11月 社会見学
1年生 麻溝公園見学
2年生 麻布獣医大学見学
3年生 相模原市見学
4年生 箱根体験学校
5年生 自動車工場見学
6年生 横浜はじめて物語(見学)

 

◇宿泊校外学習

6月 4年生 三浦体験学校

7月 5年生 臨海学校(西伊豆・土肥)、 6年生 富士山体験学校

1月 4年生 British Hills English Camp

         5年生 スキー学校(長野 戸隠高原)
2月 6年生 修学旅行(奈良・京都)


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